みなさんこんにちはー！

営業部の土性です＾＾

本日は、かつてパナリに生息していたジュゴンとはどういう生き物なのかについて書いていきたいと思います！

ジュゴンは、ジュゴン目ジュゴン科ジュゴン属に分類される哺乳類です。本種のみでジュゴン属を構成し、現生種では本種のみでジュゴン科を構成しています。

モザンビーク北部やマダガスカルから、紅海・ペルシャ湾・インド・インドシナ半島・ボルネオ島・ニューギニア島・ニューカレドニア・バヌアツ近海にかけて分布しています。マダガスカルやモーリシャス、台湾近海では絶滅したとされ、違法密漁や石油流出、藻場の減少などの環境破壊により世界的に硬い数が減少し続けているとされています。現在、ジュゴンの生息数が最も多い海域は、シャーク湾からモートン湾にかけてのオーストラリア北部の海とされており、2017年時点で約5500頭が生息しています。

全長は3メートルで、体重は450キログラム、体色は灰色で、腹面は淡色、全身は長い柔毛と短い剛毛でまばらに被われています。前肢は短く顔には届きません。繊維が多く、消化しにくい海草を食べるので、40メートル以上という長い腸を持っています。ちなみに人間の腸の長さは7~9メートルです。

熱帯や亜熱帯にある浅海に生息します。季節的な回遊は行いませんが、数百キロ移動することもあります。単独もしくは母親と幼獣からなる数頭の群れを形成することが多いです。胸鰭を使って改定を徘徊し、早く泳ぐ際には尾鰭を使います。遊泳速度は時速3キロメートルで、危険を感じた時は時速22キロメートルで逃げることもありますが長続きはしません。野生化の潜水時間は平均1分12秒から1分30秒で、最長6分40秒の報告例もあります。飼育下での潜水時間は最長13分20秒の報告例があります。人間による狩猟などがない地域では聴覚を頼りにダイバーやボートに興味を持って接近することもあります。

食性は植物性で、海草を食べます。昼間に採食を行いますが、人間がいる地域では夜間に採食を行います。1日当たり体重の10-16％の量の食物を摂取しているとされています。摂取した食物は144-168時間（6-7日）、体内に溜まった後に排泄されます。飼育下でアマモを与えた実験から食物の消化率は80％以上と推定され、植物性の陸生哺乳類よりも高いです。

繁殖様式は胎生で、交尾は鳥羽水族館でオスが斜め後方からメスに接近し、前肢でメスを固定した後に陰茎を挿入した観察例があります。妊娠期間は13か月で、1回に1頭の幼獣を産みます。出産間隔はオーストラリア周辺では3-7年で、授乳期間は18か月です。幼獣は母親の胸鰭後方について泳ぎながら乳を飲みます。低緯度地方では生後6年、高緯度地方では平均で生後17年で性成熟します。寿命はメスは歯の成長輪から最大73年と推定されています。

神経質で飼育は非常に難しいとされており、世界の2か所の施設で2頭だけが飼育されています。1頭は鳥羽水族館、もう1頭はオーストラリアのシドニー水族館にいます。鳥羽水族館ではかつて2頭が飼育されていましたが、オスの「じゅんいち」が2011年2月10日午前8時25分に死亡しました。じゅんいちは鳥羽水族館で約31年間にわたって飼育され、世界最長飼育記録を更新していましたが、それも11475日目で途絶えました。これにより日本国内での飼育は同水族館のメス「セレナ」1頭だけとなりました。2018年9月15日、「セレナ」の飼育期間が11476日を達成し「じゅんいち」の持っていた世界最長飼育記録を更新しました。

（引用：Wikipedia）

今はもう、沖縄にはいないとされているジュゴンですが、海で一緒にジュゴンと泳いでみたいとずっと思っているので、また石垣島の海にもジュゴンが戻ってきてくれる日がくればいいなと思っています。。。

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