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HALSER(畑人)便 Vol.11
旧暦8月13日は「とぅばらーま大会」
9月になりました。ココ石垣島も少しだけ秋に近づいているようで、
スタッフの娘ちゃん(5歳)は「ママ!大きなハチがいるよ!!」
とトンボを指さしたそうです。
8月の中旬ごろからトンボが飛んでいて、暑さも和らいだような感じです。
石垣島の9月のイベントといえば、
一年で一番月がきれいとされる旧暦8月13日
「中秋の名月」の下開催される「とぅばらーま大会」です。
「とぅばらーま」とはBIGINさんの
「島人ぬ宝」の歌詞にも出てくる民謡ですが、
私も詳しく知らないので少し調べてみました。
が…説明するのが難しいです。
「とぅばらーま」とは、数ある謡の中でも、
その旋律・歌詞とともに情緒豊かな民謡として
広く愛唱されている無形文化遺産。
愛情や生活の喜び・苦しみ・哀しみなどを歌詞にのせ、
歌い継いでいるもの。代表的な歌詞には、
仲道路から 七けら通んけ 仲筋
乙女子(かぬしゃ)どう 相談ならぬ
※仲道路を七回通ったのに仲筋乙女子は相談できぬ
実在した美女への恋の歌で
「一目会いたいと仲道を何度も何度も通ったけれど、
あこがれの美女に会って話もできない」
という内容です。
今年は9月11日に開催されるので、月を見ながら
「とぅばらーま」の世界を感じてみようと思います。