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【石垣島特集】与那国島のアイドル!?ハンマーヘッドシャーク!
みなさんこんにちはー!
営業部の土性です!
本日は石垣島から飛行機で30分の与那国島で見られます「ハンマーヘッドシャーク」についてご紹介していきます!
ハンマーヘッドシャークとは、「シュモクザメ」のことです。
頭部が左右に張り出してその先端に目と鼻孔があり、鐘や鉦(和楽器)を打ち鳴らす丁字形の撞木(しゅもく)のような頭の形をしていることから「撞木鮫」、英語では頭を金槌に見立てて「Hammerhead shark」(金槌頭の鮫)と呼ばれています。この横に張り出た部分にはロレンンチーニ瓶と呼ばれる微弱な電気を感知する器官があり、シュモクザメは他種のサメに比べて非常に発達したロレンチーニ器官を持っています。また捕食時に特徴的な東部で海底付近のエイを掘り出したり、獲物に頭部を打ち付け押さえ込む格好にして捕食したりします。しかしハンマーヘッドシャークの目は離れすぎているため真正面は死角になってしまっています。
アカシュモクザメなどの特に頭部が左右に長い種では、30-50°に及ぶ広い立体視覚を持ちます(通常のサメは10°程度)。その代償として頭部正面に広い死角が出来ますが、頭部を左右に振ることでこれを補っていると考えられます。
サメとしては珍しく群れを成して行動します。その数は時には数百匹の単位に及ぶことがあります。
ハンマーヘッドシャークは、単性生殖で出産した事例も確認されています。
アメリカネブラスカ州の動物園「Henry Dooorly Zoo」の中にある水族館において、メスだけで飼われていた3匹のハンマーヘッドシャークのうち1匹が2001年12月に出産しました(3年間、オスと接触していない)。なお、サメのメスは、オスの精子を6か月以上体内に保存していることが可能です。生まれた子供は別の魚に殺されてしまいましたが、残された細胞のDNAを分析したところ、父親のDNAの形跡は全く存在せず、母親のDNAだけ引き継いでいました。以上は、フロリダ州のNova Southwestern Universityと、北アイルランドのQueen’s University Belfastの研究者らの共同研究によるものです。共同研究者の一人で、フロリダ州のMahmood Shivji所長は、「これまでにも、オスのいない環境でサメが出産した事例が何件か報告されていた」と述べています。
サメに襲われ死傷した事例がいくつか報告されていますが、より大型のホホジロザメまたはイタチザメによる被害であり、はっきりとハンマーヘッドシャークによる人的被害と断定された事例はほとんどありません。日本では夏に海水浴場の沖合に出没することがあり、監視や捕獲禁止、遊泳禁止などの対策が取られています。
また、漁民の操業中に漁獲物・漁具を横取りされる・損傷を受ける食害被害が多く発生しており、日本では東京都八丈島周辺海域で漁獲された出現種組成ではハンマーヘッドシャークは1%となtっており、シロトビウオへの食被害原因と推測されています。これらの被害金額は年間約6000-1億6000万円に及ぶと推定されています。積極的なサメ対策としては延縄漁業においてサメ被害が報告されている鹿児島県薩南海域で電気パルスを用いたサメ撃退装置を試験操業するなどしています。食材としては高級食材フカヒレの材料とされており、絶滅危惧種であるアカシュモクザメも含まれ、2011年現在、世界中で年間7300万匹が捕獲されています。2013年3月11日にはこれらの乱獲に歯止めをかけるべく、タイの首都バンコクで開かれた『野生生物の国際取引に関するワシントン条約の締約国会議』で、ヨゴレザメ、シュモクザメ(3種)、ニシネズミザメが規制対象に加えられました。
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