-
HALSER(畑人)便 Vol.17
日本一早い「八重山の海開き」
3月になりました。
2月は石垣島も寒い日が多く久しぶりに冬らしい冬を過ごしました。
3月14日(土)には日本一早い「八重山の海開き」が
石垣島の「底地(すくじ)ビーチ」で開催されます。
「ミス八重山」の発表もあり、毎年変わる
八重山ミンサーで作られる衣装を見るのも楽しいです。
八重山ミンサーとは、八重山の島々で代々織り継がれてきた手織りの木綿帯。
主に男性用の帯で独特の柄は
「いつ(五)の世(四)までも末永く私と共にいてください」
という意味があり、女性が自分で織り上げた帯を男性へ贈りました。
また両端のむかで脚のような柄は昔の通い婚の名残を残し、
「足繁く私のところへ通ってください。」という思いも込められてます。
今ではいろいろなものにミンサー織が使われていて、
八重山商工高校の制服にも使われています。
キーホルダーや名刺入れなどもあるのでプレゼントやお土産にも喜ばれます。
五つ四つの柄は八重山の代表的なシンボルになってきています。
石垣島にいらして際には、ミンサー柄を探してみてください。