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【やえやまファーム】重い?痛い?あの人気商品の製造工程に密着!!
みなさんこんにちはー!
営業部の土性です^^
本日は冷凍パイナップルを製造する際のおおまかな加工の流れをご紹介していきます♪
まずはパイナップル畑で約2年弱手塩にかけて育てたパイナップルの実を収穫します。そして弊社の畑で育てたパイナップルを始め、契約農家さんからやってきたパイナップル達も青果室に集まってきます!この段階で青果にいくパインと工場に行くパインが選別されます。
その後、まずはパイナップルをきれいに洗います。とても甘いパイナップルにアリさんがついてることがあるのでそういったものもここできれいに落としていきます。
その後、天地カットと言ってその名の通り頭とお尻を切り落とす作業をし、機械にかけていきます。この天地カットがまたものすごく重労働なのです。繁忙期などは特にすごい量のパインが毎日入ってくるので、スピードが命です。次から次へとパインの頭とお尻をカットしていくのですが、固いし重いし余分な果肉を切り落とさないように確実に切らなければなりません。普段も毎日自宅で包丁は使いますが、私は天地カットで工場に入らせて頂いた時、数時間で腕と手が痛くなり、しまいには指にマメができて手袋の中で割れてとても痛かったです。。しかしパインは次から次へとやってくるので手を休めてる暇はありません(笑)
機械にかけたパインは芯が切り取られた状態で出てきます。そして、人の手で余分な細かいところは切り落としていきます。その際に芽取りといってパイナップルの果肉にある小さい黒い粒をひとつひとつピンセットでとっていきます。この黒い粒は、いわゆる「種」なのですが、通常であればこれが成長することはありません。なので、私たちが取っているものは、種になる前の種という感じです!しかし、何らかの環境要因でストレスを受けたパイナップルは防衛反応が働き種が大きく成長してしまうことがあるようです。これが起こる確率は約250万分の1の確立と言われております。
基本的にパイナップルは、冠芽と言われる頭の部分を植えて育てます。
←冠芽
それでも収穫まで2年ほどかかるのですが、種を植えて育てた場合、さらにそれよりも時間がかかるようです。
←芽取り作業
この芽取り作業が寒いし細かい作業だし手はつりそうになるしで大変なのです。。。最初はうまく実を削らないように芽だけ取り除くのがなかなか至難の業で、パインの果汁には酸が含まれているのでアームカバーをつけてはいるのですが、その隙間をぬって侵入してきたパイン果汁で腕がかぶれて火傷跡のようになりお風呂から何からしみてしみて、傷が治るまでは数日間とっても痛かったです(笑)
この芽は特に食べたとしても害はないのですが、見栄えの為にしております。
その後、この芽取りをしたパインの輪切りをチビット(6分の1)に手作業でカットしていき、形が綺麗なものを冷凍パインにしていき、形が崩れたものは加工用になります。
←完成した冷凍パイン
このたった一袋の為に様々な人が関わり、細かい気配りと繊細な仕事を得て出来上がっています。
実際工場に入って作業してみると、どれだけ大変かということが身にしみてわかります。。もちろん今回お話したのはだいぶ大雑把に簡潔にお話した流れなので、もっと細かい作業は随所にあります。
普段特に何も思わず見ていた商品も、このように実際自分が経験して過程を知ると、愛着が湧いてきてより一層素敵なものに見えるようになりました!
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